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11月の気になるVR・テックニュース7選

月に1度スペースリーからお届けする「気になるVR・テックニュース」コーナー。不動産住宅、研修分野で関連するニュースを取り上げています。


早速11月の要チェックニュースをご紹介していきます!

ドコモと小田急 新宿でXRコンテンツを体験できる「XR シティ SHINJUKU」プロジェクトを発表

小田急電鉄とドコモは、パートナー企業と協力の上で、新宿の街をXRで楽しめる「XRシティ SHINJUKU」プロジェクトを発表しました。

スマートフォンをかざすことで、新宿の街中でXRコンテンツを楽しめて、ファッションショーや謎解きゲームなど様々なコンテンツを楽しめます。

XR技術を使ったコンテンツを楽しませることによって地域を回遊させるなど、観光×XR技術の先進例となっていますね。

2021年にはドコモからXRアプリがリリースされることも発表されていますし、今後もXR市場からは目が離せません!

ツクルバがニューノーマルに対応したオフィスリニューアルを発表

シェアワークプレイス「co-ba」や「cowcamo」などのメディアで知られる株式会社ツクルバが、ニューノーマル時代の新オフィスを発表しました。

新型コロナウィルス流行以降の「ニューノーマル」に則って会社全体のワークスタイルを変え、オフィスも床面積は45%削減する方向でリニューアルしたとのこと。

また、自社のシェアワークプレイス「co-ba」も社員の働く場として活用していく方向性ということで、これからの時代の「オフィスのあり方」の一つのあり方を示していますね。

シェアオフィスも含む「オフィスのあり方」が日々変化していく中、注目のニュースです。

リコー×東急建設 VRで建設現場の合意形成迅速化する実証実験

リコーと東急建設は、東京メトロ銀座線の渋谷駅線路切替工事管理業務において、VR技術を活用していくことを11月12日に発表しました。

これから建設する構造物はVR空間で共有され、施工上の情報共有や合意形成の迅速化、それによる業務効率化を目指す実証実験を行うということ。

リコーが提供するソリューションを使用し、東急建設が普段使用している3次元データはそのまま活用してVRデータを作成。設計者や施工管理の担当者、専門技術者など複数の関係者がオンラインで議論することができる“バーチャルワークプレイス”を構築する狙いです。

業務効率化におけるVR技術の活用は、今後も注目の分野です! ぜひチェックしてみてください。

ブロックチェーン不動産取引プラットフォーム「Propy」、マーキュリアから資金調達し日本進出を本格化

Propy は2016年に設立されたスタートアップです。

ブロックチェーンを使い住宅購入のプロセスをシンプルにして、物件情報、契約、送金など、住宅取引に関わる一連のプロセスをオンライン化。それによって「1件の取引につき10時間のペーパーワークが不要になる」とのこと。

不動産業界×ブロックチェーンの先進企業である同社に、日本政策投資銀行が中心となって設立したマーキュリアインベストメントが出資をしたことで、日本市場への本格参入が明らかになりました。

注目のブロックチェーン×不動産、アメリカ市場に続いて日本市場はどんな方向に進んでいくのか…今後も続報を追っていきたいと思います!


アバターでVR授業 岡山のVチューバー教師「シルキー先生」

岡山県立瀬戸高校の教員が、バーチャル空間で自らのアバター「シルキー先生」となって教鞭を取ったオンデマンド型の授業動画が公開されたということです

新型コロナウィルス流行の中、オンライン授業の需要も増えてきている状況下…自身が動画に登場する「YouTuber教師」なども話題になる中、VR技術を使った「Vチューバー教師」まで登場してしまいました。

シルキー先生は、岡山市東区にある瀬戸高校と、岡山市のVRキャラクターの制作会社「Loop」が協力して作成したとのこと。10月に配信され、すでに生徒たちはシルキー先生の古文の授業を受講しています。

eラーニングの新たな形を、学校でも模索しているようです。

アイトラッキング機能つき「Vive Pro Eye」のHDM単体販売を開始

VRヘッドマウントの「Vive」シリーズより、アイトラッキング機能つきのヘッドマウント「Vive Pro Eye」が単体で購入できるように!

Vive Pro Eyeはアバターに目の動きも同期させることができるなど、繊細で高性能なアイトラッキング技術が特徴のVRヘッドマウントシリーズです。

2019年6月に希望小売価格162,880円(税抜)で発売されたVive Pro Eyeをアクセサリーなしで購入できるようになることで、様々な組み合わせを楽しめるようになることが予想されます。単体での市場想定価格は94,000円(税別)ということで、トラッカーなどは別で買いたいという人にとってはお得な販売となるでしょう。

これを機に、ハイエンドのVRヘッドセットもチェックしてみてはいかが?

PwC JapanがVR研修を本格導入 

ロンドンを本拠点とするPwC(Price water house Coopers)の日本拠点であるPwC Japanは、監査やコンサルティング、税務、法務などを行う会社です。

今回VR研修を導入しようと思った背景には、新型コロナウィルスの影響で、OJTによる新人教育ができなかった状況があったということです。

VRコンテンツの第一弾は「監査人の不正会計が起こる現場に対して理解を深める」。様々な視点で不正会計の現場を体験できる、体験型学習コンテンツを用意しているということです。

VRによる研修分野は、2020年以降も様々な業界から注目を集めているトレンド分野。弊社スペースリーと大同メタル工業との実証実験でも、すでに効率化に成果を上げています。

時代のトレンド情報にぜひキャッチアップしていきましょう。


以上、スペースリーがピックアップした「11月の気になるVR・テックニュース」でした!

皆様の日常にも、VRやテックツールが身近になって欲しい。そのために、スペースリーはVRの普及のために日々邁進してまいります!

気になる情報や質問などがあった方は、ぜひ公式HPよりお問い合わせくださいね!



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