2021年10月の気になる不動産・テックニュース3選
緊急事態宣言が明け、展示会などリアルでの商談も増えてきた10月。だいぶ空気感も以前のように戻ってきたように感じます。
スペースリーは10月は賃貸住宅アパートEXPO2021に出展、東京ビックサイト青海展示場に行ってきました! 秋から冬は新しい情報を取りに、展示会や勉強会に繰り出す方も多いのではないでしょうか?
そんな情報に敏感な方に向けて、月に1度スペースリーからお届けする「気になる不動産・テックニュース」コーナー。今月から、特に不動産住宅分野に関連するニュースを取り上げています。
早速、2021年10月の要チェックニュースをご紹介していきます!
1.「不動産ID」導入へ 国交省が検討会 今年度中にガイドライン
国土交通省が、全国の土地や建物に固有の番号を割りふり、官民が持つ不動産情報の連携を進める施策を進めているというニュースです。固有の番号のことを「不動産ID」と呼ぶのだそう。
現在、2021年度中を目標に有識者によってガイドライン策定が進められている最中だそうですが、本格導入はいつになるのか? 不動産業界からの注目が集まります。
不動産情報の連携が進めば、AI資産査定など新しいサービスの普及も期待され、所有者不明の空き家問題などへの対策も進むと見られています。
続報に要注目ですね。
2.全国賃貸住宅新聞掲載「不動産会社の働き方改革」記事
全国賃貸住宅新聞が、全国各地の不動産会社の「働き方改革」をフィーチャーした特集記事がとても示唆に富む内容だったので、紹介いたします。
前編、後編両方ともぜひご一読ください!
記事によると、福岡県の三好不動産は、コロナ禍を機にフリーアドレス制を導入したとのこと。
さらに、今年11月からは就業時間の8時間を午前7時~午後9時の間で自由に選択できるようにし、働く時間にも自由度を持たせる予定だそうです。
三好不動産をはじめとする地域密着型の不動産会社が、コロナ禍をきっかけにIT重説の導入やオフィスの改善、出勤制度の変更など、どんな「働き方改革」を行なっているのかがよくわかる記事になっています。
もちろん、VRやオンライン商談ツールの導入もその中のひとつとして注目されています!
3.日鉄興和、マンションモデルルームを集約--VR活用であらゆる間取りを実寸大で投影
不動産業界全体からの注目を集める、日鉄講和のVRモデルルーム「LIVIO Life Design! SALON UENO」のニュースです。
「LIVIO Life Design! SALON UENO」は新築分譲マンション「LIVIO」を集約販売するモデルルームで、40インチ大型モニターを置き、コンシェルジュが物件選びのサポートをする8階の相談スペースと、3次元LEDシアター「Life Design! THEATER」を備えた4階の体験型サロンがあるのだそうです。
3次元LEDシアターでは、あらゆる間取りを実物大で体験できるのだとか。
VRの特徴である没入感を利用した新しい形のモデルルームづくりに、業界からの注目も集まっています!
今後はこのような「体験型VRモデルルーム」も増えていくのかもしれません。
以上、スペースリーがピックアップした「2021年10月の気になる不動産・テックニュース」でした!
気になる情報や質問などがあった方は、ぜひ公式HPよりお問い合わせくださいね!