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2021年1月の気になるVR・テックニュース10選

2021年になりもうすぐ1ヶ月経ちますが、みなさま、いかがお過ごしでしょうか!?

月に1度スペースリーからお届けする「気になるVR・テックニュース」コーナー。不動産住宅、研修分野で関連するニュースを取り上げています。

早速、2021年1月の要チェックニュースをご紹介していきます!

1.テレワークで出勤者7割削減を目指す考え 西村経済再生相

緊急事態宣言下の現在、西村経済再生担当大臣が「テレワークの推進によって出勤者の7割削減を目指す」と発言し、話題になりました。

2月までと言われている緊急事態宣言ですが、すでに様々な業界に影響を及ぼしています。

スペースリーは全員リモートワークの会社なので、通勤者削減宣言による影響は特にありませんが、いまだ社内リモート環境がない会社などもあるのでは?

スペースリーが昨年4月の緊急事態宣言の際におこなった調査結果でも、全社員がテレワークをおこなっているという回答は全体の30%、一部社員がおこなっているという回答は全体の49%でした。

逆に言えば、20%程度は緊急事態宣言下でまだテレワークを取り入れていないという状況だったという結果が出ています。

これを機に、本気のDXが多くの企業で検討される予感ですね。

2.コロナ禍の不動産投資家の心構えとは? 月30万円だったが…「入居20年目で家賃滞納」の辛すぎる理由

コロナ禍で多くの人が経済的に逼迫する状況の中、不動産投資市場は活性化するのではないかと言われています。

そんな中、コロナ禍の不動産投資家に向けたコラム記事が公開されました。

コラムでは、不況に影響されないと言われる衣食住業界の中でも、特に不動産業界が今回のコロナ禍の影響を受けにくいのではないか、としています。

しかし、影響を受けにくいというのは、あくまでしっかりDXをできた不動産会社の場合の話。従来通りの接客スタイルでは、顧客の意識も変わっていく中、業績下降は免れないでしょう。

このコラムでは、会社のDXについてもしっかり触れられています。不動産投資家向けの内容ですが、不動産住宅業界の皆さんに読んでいただきたい内容になっています。

3.業界大注目 テレワーク賃貸

全国賃貸住宅新聞にて「テレワーク賃貸」にスポットを当てた記事が出てたいたため、紹介いたします!

企業によるDXの急速な推進やテレワークの普及により、コワーキングスペース付きソーシャルアパートメントや、ワークスペース付き賃貸など「職住融合」が進んでいるのではないか、という内容です。

賃貸住宅新聞ならではの、具体的事例を紹介し掘り下げた記事になっているので、関連業界の方でなくてもぜひ読んでみてはいかがでしょうか?

4.通信費、半額非課税に 社員のテレワーク補助で政府指針

こちらも緊急事態宣言に関連したニュース。会社員がテレワークで使用した通信費を補助する場合、半額分を非課税にする、という方針を政府が示しているということです。

国税庁の指針では、在宅勤務をした日数分の通信費のうち、2分の1は仕事で使ったものと認めるとのこと。

通勤していた際には通勤費を非課税で支給されていたので、テレワークを実施する企業に対してはその代わりとしての税制を整備する、という方向性ではないかと思われます。

先ほども触れた、昨年スペースリーでおこなったアンケート調査では、約5割の企業がテレワークを実施していると回答しており、多くの企業にとって関係のある話題になるのではないでしょうか?

今後の指針に注目ですね。

5.VRで高速道路の危険性を疑似体験、交通管理隊員育成や一般向けに活用 NEXCO中日本

NEXCO中日本が、高速道路の交通管理隊員育成などを目的としたVRコンテンツ「VIRSE(バース)」の開発を昨年末に発表しました。

「VIRSE」は実際の高速道路の映像を使用し、360度空間において現場の臨場感を再現。コンテンツは主にVRゴーグルを装着して体験します。

車線規制作業時に進入車両があった場合の避難や、渋滞時での後続車両からの追突事故、落下物処理の際の通過車両など、業務の危険性を疑似体験できるとのことです。

危険な状況や、起こることが稀な状況への対応を訓練できることが、VRトレーニングの利点でもあります。

今後のVRトレーニングコンテンツの進化に注目ですね!

6.VRで人の性格があらわに。心理学研究でのVR利用増加、メンタルヘルスケアにも期待

Oculus Quest2の発売によって、大きな盛り上がりを見せているVR業界。

そんな中で、VRの心理学研究における活用や、メンタルセラピーへの活用も期待されているというニュースです。

南カリフォルニア大学・医療VR研究所のアルバート・リッゾ所長によると、VRによる高所恐怖症治療では、VR治療でも既存の治療方法と同等の効果がもたらされることを確認したとのことです。

また、自閉症患者の職業インタビュー訓練でVRを導入したところ、効果が見られたという事例も。

VRと医療やヘルスケアの分野の相性は良く、今後のVR業界の大きな核になるのではないかと言われています。引き続き注目していきたいニュースですね。

7.フェイスブックが「VR」に力を入れまくる理由

Facebook Japanの味澤社長が、企業としてVRに力を入れていく姿勢を東洋経済オンラインに語っています。

Oculus Quest2の発売以降、予想以上の好調を記録しているというFacebook社のVR。

2020年が非常に大きな転換点だったのではないかと。新型コロナウイルスの感染拡大で、人と人との距離やコミュニケーションの取り方を変えざるをえない1年だった。そういう中でゲーム、スポーツ、音楽ライブなどのエンタメはもちろん、ビジネスの面でもVRの需要が出てきていると思う。

記事内で社長が語る通り、新型コロナウィルスの影響で、全ての業界においてVRへの需要が増えているという実感は、スペースリーとしても確かに感じるところです。

インタビューでは、今後どのようにVRが産業全体に普及していくのか、という展望が語られているため、ぜひ読んでみてはいかがでしょうか?

8.豪雨や浸水 VRで防災意識向上

横浜市にある「横浜市民防災センター」にて、防災意識を高めるためのVR体験シミュレーターを3月末までに導入するというニュースです。

台風などによる都市部での水害に対する防災意識を高めるため、大雨の中での避難を体験できるVRシミュレーターを導入するとのこと。

専用のゴーグルを装着すると雨量や大雨の警戒レベルが目の前に示され、避難状況を雨の降り方とともに体感できるようになる予定だということです。

スペースリーでも、防災VRの活用は以前から盛んに行われている分野です。

首都直下型地震の噂や、地球温暖化による頻繁な大雨など…日々災害にさらされるリスクのある現代では、VR防災コンテンツは必見かもしれません!

9.ディズニーやビームズも出店 第三の売り場、VR市場の潜在力

近年盛り上がりを見せる「VRマーケット」についてのコラム記事が興味深かったので、ご紹介します。

2020年12月19日~21年1月10日の23日間、定期的に開催されているVRイベント「バーチャルマーケット5」が開催され、昨年までとは違う盛り上がりを見せていたようです。

ビームスやディズニーストアなど、大手企業も出店するバーチャル上の購入体験。コロナ禍でウィンドーショッピングにも気軽には行けない状況だからこそ、バーチャルショップの底力が示された形になったようですね。

スペースリーでもバーチャルショールームなどに向けた機能要望を多数いただいており、近日リリース予定なのです。

「VR×eコマース」「バーチャル×ショッピング」「VRショールーム」は、これからの物流や販売の流れを変える鍵になるかもしれません! 要注目です。

10.あの「一蘭」がVRゲームに! Oculus Quest/Oculus Quest2用「カウンターファイト 一蘭」配信

Oculus Questで、一蘭のラーメンを作れてしまうゲーム「カウンターファイト 一蘭」が1月15日に発売されました!

これはOculus Quest/Oculus Quest2でダウンロードして遊ぶシミュレーションゲームで、あたかも自分が一蘭の厨房にいるような体験をできるのだそうです。

盛り付けの美しさを判定されたり、出来上がってから15秒以内にラーメンを提供しなければならない「15秒の掟」なども加味され、スコアを判定されます。

ラーメン好きならばぜひ体験してみたいゲームですし、なんなら将来ラーメン屋さんで働きたい人にもぜひプレイしてほしいゲームです(笑)。

こういったゲーム性のあるコンテンツを研修トレーニングに採用する企業も増えてきているので、人事担当も実は注目のニュースかもしれません!


以上、スペースリーがピックアップした「2021年1月の気になるVR・テックニュース」でした!

まだまだ収まらぬコロナ禍の中、世界中が新しい形に変化しようとしています。少しでも皆様のお役に立てる記事をお届けできていたらば幸いです。

気になる情報や質問などがあった方は、ぜひ公式HPよりお問い合わせくださいね!


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